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アメリカの大手食品サプライヤーが開発し、昨年米国内の販売許可を得たというピンク色のパイナップルの画像がネット上で話題となっている。

 このパイナップルはアメリカのデルモンテ・フレッシュプロデュース社が長年開発していたものだが、皮も果肉もピンク色。味も従来よりも甘いという新品種なのだそうだ。

 アメリカでは今夏にもスーパーに並ぶと期待されており、現地メディアでもかなりの脚光を浴びているようだ。







ピンク色したパイナップルがついに登場!

 この鮮やかなピンクのパイナップルは米フロリダ州に本社を置く世界最大の食品サプライヤーの一つ、デルモンテ・フレッシュプロデュース社が10年以上取り組んできたもの。

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 この品種の開発は同社が2005年から進めていたが、ついにFDA(アメリカ食品医薬品局)から販売を許可されたのは2016年12月のことだ。だが、当時はその外観を知るものは皆無だった。

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味もスイート?従来のパイナップルよりも甘い品種

 このパイナップルは、パイナップルに従来含まれている酵素のレベルを抑えるという遺伝子組み換えによって生まれた品種だ。

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 パイナップルの果肉には、トマトやスイカにも含まれている赤い色素リコピンを黄色い色素ベータカロチンに変換する特定の酵素が含まれている。

 そのため従来のパイナップルは黄色をしているのだが、今回の新品種はリコピンを添加し、その酵素のレベルを低く抑えることで鮮やかなピンクになり、時には蛍光ピンクになるときもあるという。

 また、果物はリコピンを加えると甘みが増すとのことで、このパイナップルも果肉は従来よりもずっと甘いのだそうだ。


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花材にもなる新品種。アメリカでは大注目

 ちなみにピンクのパイナップルは、海外ではすでに生花として流通しているようで、単に食用にされるだけでなくフラワーアレンジメントの花材の仲間入りをしている。

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イギリスの生花店では花として販売されているようだ
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 デルモンテ社はドール社と提携し、このピンクのパイナップルをハワイとコスタリカで栽培しているという。

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 現在このパイナップルに関して海外ではこんな反応が寄せられている
・うわー綺麗!
・魔法みたい
・こんなのみたことない!
・いつ頃食べられるんだろう?
・欲しい!!ピンクのピニャコラーダとか飲んでみたい!
・コラにしか見えない!

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 実際に味わうのはまだ先になりそうだが、見た目の愛らしさはかなり魅力的だろう。なお、この品種は今夏にも米国内の近隣のスーパーでも入手できるようになるとみられている。





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