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 アメリカ、バージニア州で6年間も納屋に放置されていた犬が、動物保護施設「Big Fluffy Dog」によって保護され久々のヘアカットを受けた。長年放置されていた彼の毛はおよそ16kgにもなり、そのビフォー・アフター画像は同じ犬とは思えないほどだ。

 その犬の名はラザロ。以前の飼い主に世話を放棄され、6年間散歩もできない状態にあったが、やっとこの保護施設でスタッフのサポートを受け、人生の再スタートが始まったのだ。



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 9月11日、アメリカで犬の保護活動を行うBig Fluffy Dog のスタッフの一人、アマンダ・ブルック・チェルシー・リンジーが6年間も飼い主に無視されていたラザロという名のグレート・ピレニーズを保護し、彼の様子とヘアカット前後の写真をFacebook上で公開した。


小屋に放置されていたラザロ


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施設に到着したラザロはすぐに健康診断が行われ、予防接種を受け、伸び放題だった毛を切った。



保護された直後のラザロ
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ヘアカット前のラザロ 
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 納屋にこもって出ようとしなかったラザロをなんとか保護し、現在の状態にするまでには7人のスタッフの協力が必要だったそうだ。

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 ヘアカット後のラザロ 
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ヘアカットし終えたラザロの毛の量はおよそ16kgにもなり、
 彼の姿は見違えるように細身になった。
 

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Facebookの投稿によると、自分の糞尿と共に6年間も納屋で過ごしていた彼には、まず人間の愛情が与えられた。そして今後新たな家族と暮らすために必要なしつけが行われているという。

 ラザロは身体的な虐待を受けてはいなかったが、なかなか人に心を開くことができず、まだオドオドしているという。

 スタッフにだけは懐いているものの、周りの人々や犬たちにそれほど関心を示していないそうだ。納屋から解放されたばかりのラザロはまだやることが山積みなため、里親募集はまだ当分先のことになりそうだ。



 アマンダ・ブルックさんとヘアカットを終えたラザロ

  

公開されたこれらの画像や映像に大勢の人々が注目し、ラザロが置かれていた環境に涙し、救い出されたことを喜ぶ声が多数寄せられたという。
 




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