地中海西部に浮かぶ、スペイン・バレアレス諸島に属するメノルカ島は生態系の宝庫である。この島にしか見られない固有種をはじめ、様々なめずらしい生き物たちが存在するという。
爬虫類が大好きのフランクは、この島のトカゲに会うために15日間の旅行をした。
そこで待ち受けていたのは、両手いっぱいでも余りあるカベカナヘビの王様、リルフォードカベカナヘビたちであったのだ!
カナヘビ? トカゲじゃないの? カナヘビという名前だが、手足があるトカゲの仲間である。
リルフォードカベカナヘビはバレアレス諸島のメノルカ島とマヨルカ島にいる固有種だ。大きさは8センチほど。
雑食性で昆虫や蜘蛛を食べたり、花の蜜や果物を食べる。
そこでフランクは一計を案じ、リンゴを両手に持ちながら待機することにしたのだ。
すると・・・
大量のリルフォードカベカナヘビたちがフランクを襲ってきた!?もとい、リンゴを襲ってきたのである!!
フランク! 逃げてぇ!! 食べられちゃう!!
リンゴに大量に群がるトカゲたち!!
ちょっとこの光景は圧巻だな、こんな大量のこんまいトカゲたち見たこたぁ無い!!
リルフォードカベカナヘビはフランク(のリンゴ)を貪り食うだけが特性ではない。
この島の花の蜜も吸って、方々に歩き回り、花粉を運んでくれるので、この島の植物の受粉を助けてくれるエンジェル・トカゲでもあるのだ!!
また、性格はおとなしく、よく人にも馴れるため爬虫類好きに人気が高いという。
日本でもペットとして流通しているそうだぞ!
だが、しかし、リンゴを持って メノルカ島にいけば、島のトカゲ全てがペットのようなもの!
まさにメノルカは爬虫類好きにとってのパラダイス!天国!のような場所だろう!!