待ちに待った待望の赤ちゃん! 出生を喜んだのもつかの間、今度は赤ちゃんのお世話で忙しくなり、ママにとっては眠れない日々が続くことになります。
どんなに赤ちゃんが可愛くて可愛くて仕方がなくても、ママがお世話で疲れ果ててしまったり、赤ちゃんの泣き声にも慣れてしまったりすると、大泣きしていても「ちょっと放っておこうか……」と思ってしまうこともあるかもしれません。
でもちょっと待って! “泣いている赤ちゃんは放っておいたほうが良い”と言われていた時代もあったようですが、実際には“泣いている赤ちゃんを放っておくのは良くない”ケースもあるのです。
そこで今回は、アジア圏のパパママ情報サイト『the Asian parent』などの記事を参考に、“泣いている赤ちゃんを放っておかないほうがいい理由3つ”を紹介します。
■赤ちゃんが泣くのは“何かを伝えたい”から
考えてみれば当たり前なのですが、赤ちゃんは泣くこと、そして笑うことでしか自分の意思を伝える手段がありません。
赤ちゃんがニコニコしていると、みんな声をかけてあげると思いますが、赤ちゃんにとっては、泣いている時こそ、構ってもらいたかったり、何かを伝えたかったりする時なはずなのです。
泣いている赤ちゃんは、“何らかの意思を伝えたい“から泣いているのですね。
■コミュニケーション能力が発達しなくなる!?
ところが、もし泣いている赤ちゃんを放っておくと、赤ちゃんは「自分の意思を伝える力が足りないのだ、弱いのだ」と認識してしまうそうです。
そして、それが日常的に続くようだと、いつのまにかコミュニケーションを取ろうとしなくなってしまう、というのです。その結果、そうした子は大人になった時に、コミュニケーション能力が低くなってしまうかもしれないのだとか!
■性格も“内向的”になってしまう!?
さらに、泣いている時、つまり何かネガティブな感情や状態になっている時間が、あまりにも無視されすぎていると、赤ちゃんから“ポジティブな感情”を奪ってしまう危険性も……。
その結果、大人になると自分で感情をコントロールできなくなったり、情緒不安定になってしまったり、ネガティブ思考になってしまったりすることにつながってしまうこともあるそうです。
泣いている赤ちゃんを放っておくと、大人になった時の、その子の性格にも悪影響を及ぼしかねないのですね。
以上、“泣いている赤ちゃんを放っておかないほうがいい理由3つ”でしたが、いかがだったでしょうか? 思っていた以上に悪影響を及ぼすことがおわかりいただけたでしょうか。
泣いている赤ちゃんの全ての欲求にこたえていくのは、本当に大変なことです。ママだけでなく、周りの人も一緒にサポートしながら、できるだけ赤ちゃんの泣き声や、欲求に反応してあげてくださいね。